皆さんはどのような方法でムダ毛処理をしていますか?ここでは自宅で簡単に出来るムダ毛の自己処理の意外な落とし穴について。デメリットを紹介していきます。
カミソリで自己処理を続けたら…
カミソリを使って処理をする場合のデメリットをご紹介します。ムダ毛の処理用のカミソリは肌に大きなダメージを与えてしまいます。肌が弱い人や敏感な方は、カミソリ負けを起こして赤くなってしまい、その痕が黒ずみとしてひどくなり、状況の悪化が考えられます。また、見えるところはうまく剃ることができるかもしれませんが、関節や背中など、手の届きにくいところのカミソリの使用は肌を切って出血してしまうことも多く大変危険です。筆者もこれで何度も肌を傷つけてしまって、翌日恥ずかしい思いをした経験があります。2つ目はムダ毛が濃くなっていく事。己の体を防衛するために生えているムダ毛が意図的に繰り返し取り除かれると、体が防衛力を高めようとする働きを活性化させることにより、さらに太く濃い毛が生えてくると言う傾向があります。3つ目は色素沈着です。カミソリでの自己処理を続けていると、知らずしらずのうちに色素沈着が進んでしまうことがあります。これも無駄毛と同様に体の防衛機能の一つです。カミソリなどを使った処理で乾燥や刺激が加わると、身を守るためにメラニン色素が集中することによって、皮膚の外側からみると黒ずみやシミのようになってしまうのです。
毛抜きやワックスで自己処理を続けたら…
毛抜きやワックスでの処理は、毛穴の毛を無理矢理抜き取る方法です。もちろん、皮膚や毛穴には大きな負担をかけてしまいます。毛抜きやワックスでの自己処理後の皮膚は、ムダ毛が抜けたことで大きく広がった穴を埋めようと、自己修復作業に入ります。出血した時に、かさぶたができるのと同じように、傷を負った皮膚を再生させるため表面に薄い膜を作り毛穴を塞いでしまうのです。そのため、毛穴の中で発生した新しい毛は、表皮の上に出てくることができず、皮膚の中で育ち続け、埋没毛となってしまいます。
埋没毛は皮膚の外側からみると、黒いシミのようになってしまいます。もちろんくすみの原因にもなるでしょう。また、見た目の問題だけではありません。埋没毛をそのままにしておくと、炎症を引き起こし毛嚢炎(もうのうえん)を引き起こしてしまいます。1度埋没毛になってしまうと、針やピンセットで穴を広げなければ中の毛を出すことは出来ないため、さらに傷が広がってしまうこととなります。
除毛クリームで自己処理をつづけたら…
除毛クリームは、市販のクリーム状の液体を肌に塗り、時間を置いてムダ毛を処理する方法です。商品にもよりますが、基本的には除毛クリームは、かなり肌に負担をかけやすいムダ毛処理方法だと言えます。除毛クリームのメカニズムの基本は、「たんぱく質を溶かしてムダ毛を処理していく」というもので、肌も同じように、たんぱく質を中心として構成されています。このため、肌のたんぱく質をも一緒に溶かしてしまうというデメリットがあるのです。除毛クリームを使用した翌日にヒリヒリする方や、赤くなってしまって痒みを覚える方も多くいらっしゃいます。これは、肌のタンパク質も一緒に溶けてしまったことにより起こる現象です。そのようなトラブルを避ける為にも、必ずパッチテストをする必要があります。また、除毛クリームは、顔やVIOなどのデリケートな部分に使用することはできません。これから露出の多くなる季節に使用するのであれば、除毛クリームだけでなく、カミソリや毛抜などとの併用が必要となるでしょう。
まとめ
いかがでしょうか?自宅でできるお手軽なムダ毛の自己処理には様々な方法がありますが、知らず知らずのうちにお肌のトラブルを引き起こす方法ばかりです。無駄な肌トラブルを回避して、ムダ毛、毛穴レスのツルツルのお肌を手に入れるために、1度サロン脱毛へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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