脱毛によって起きる副作用やトラブルとは?

肌の露出が多くなる夏に向けて全身脱毛や部分脱毛を始めようとお考えの方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、サロンやクリニックで行われる脱毛では、肌荒れなどの身体的トラブルが起きる可能性が少なくありません。実際に、国民生活センターが2017年に発表した調査結果によれば、脱毛施術により何らかのトラブルが起きたという相談が2012年度以降の約5年間に964件寄せられています。副作用やトラブルを避けて脱毛を行うためにはそれらについて詳しく知っておくことが必要です。

脱毛で起きる可能性のある、副作用や肌のトラブル

今回は脱毛の施術によって起きる可能性のある、副作用や肌のトラブルについてご紹介します。事前に知っておくことで回避できるものもありますので、是非参考にしてください。

1.肌トラブルが起きやすい

脱毛の種類によって差はありますが、最も多く相談が寄せられている副作用のひとつが皮膚障害、つまり肌トラブルです。具体的には痛み、腫れ、炎症などがあります。

痛み

脱毛はレーザーや光を肌に照射し、毛根部分の発毛組織を熱によって破壊することで行います。このとき、熱の温度は250°以上になることもあります。また、サロンで脱毛を行う場合はさらに高い熱が毛根に加えられます。しかし、実際に感じるのはピリッとした小さな痛みやひりひりとした痛みであり、耐えられるレベルのものであることがほとんどです。ただし、肌が乾燥していたり、日焼けをしていたりすると、痛みを感じやすくなります。あまりにも痛い場合にはトラブルとなる可能性があります。

肌質によっては痛みを感じやすいといったこともありますので、事前に医師とのカウンセリングを行いましょう。また、脱毛の施術前後は保湿をしっかり行い日焼けを避けることで、痛みを感じにくくすることができます。

火傷

前述したように、脱毛は毛根に熱を加えることで効果を出すため、体質や肌質によっては火傷を負ってしまう可能性があります。多くの場合は脱毛により火傷を負ってしまっても、数日から数週間で治ることがほとんどです。しかし、デリケートゾーンなどの敏感な部位での脱毛で火傷を負ってしまった場合、完治するのに1年以上かかると診断されることもあります。

火傷は施術方法について事前に医師とカウンセリングを行うことで多くを防ぐことができます。通院を決める際にカウンセリングを行って自分の肌に合った適切な方法で施術をしてもらえるかどうか、確認しておきましょう。

2.脱毛による副作用とは

脱毛の刺激によっては、硬毛化や毛嚢炎などの副作用が起こる可能性もあります。次に詳しくご紹介します。

硬毛化

脱毛の施術後に毛が以前よりも太く硬くなってしまう症状のことを、硬毛化と呼びます。発毛組織を破壊するまでに至らなかった熱が毛根を必要以上に刺激し、活性化した毛穴から太い毛が生えてしまうことが原因だと考えられています。

特に、熱を集めにくいとされる産毛が多く生えている背中や顔の脱毛で起きやすいといわれています。これを防ぐためには、蓄熱式と呼ばれる低い温度でじっくりと熱を加える脱毛器を使用してもらうことが効果的です。しかし完全に防ぐことはできないといわれています。

もし硬毛化が起きてしまったら、継続的に施術を行うことで太い毛も脱毛するのがよいでしょう。

毛嚢炎

脱毛の施術をした部分にニキビのようなものが集中する症状を毛嚢炎と呼びます。デリケートゾーンや脇など、皮脂腺の多い部位に発症しやすいと言われています。ニキビとは違い、かゆみや痛みが弱く、中央に芯もありません。施術後の保湿などのケアが不足している場合に起きやすくなるといわれています。

数日で症状が治まることがほとんどですが、場合によっては数か月の間発症と完治を繰り返すことがあります。

脱毛後の肌を清潔に保ち、乾燥を避けることが予防につながりますので、アフターケアを丁寧に行いましょう。

もし発症してしまった場合は通院しているサロンやクリニックに相談することに加えて、皮膚科を受診するのがよいでしょう。

3.皮膚が傷つくことがある

施術によって皮膚が直接傷つけられてしまうケースもあります。レーザーやフラッシュで直接傷がつくことはありませんが、施術前にカミソリやシェーバーで処理を行う際に肌に傷がつく可能性があります。

事前にしっかりと肌を保湿することで、処理しやすくしておくことが必要です。傷がつきやすい肌質だとわかっている場合には、事前に脱毛を行うクリニックやサロンに相談をしておきましょう。場合によっては事前の処理だけ別のエステやサロンで行うことも効果的です。ただし、間違った方法で自己処理を行うと肌が傷つき、場合によっては施術を行うことができなくなる可能性もあります。

傷がつきやすい肌質で自己処理を必要とする場合は必ず事前に通院しているサロンやクリニックに相談しましょう。

まとめ

今回は脱毛による副作用やトラブルについてご紹介しました。レーザーやフラッシュで脱毛を行う限り、トラブルや副作用が起こる可能性をゼロにすることはできません。しかし、事前に医師とのカウンセリングを重ねたり、施術後のアフターケアを丁寧に行なったりすることで発症する可能性をできる限り低くすることはできます。

今回紹介した症状の中で、気になるものや絶対に避けたい物がある場合は、カウンセリングの際にその旨をできるだけ具体的に伝えておくことが重要です。

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